
マントヒヒです。
ここでは学生時代のビックシングル「ヤマハSR400」との出会い、私のバイクライフのはじまりについてご紹介します。
SR400に一目惚れ
大学に入りたての頃、下宿近くの街の小さなバイク店に飾られているのを見て一目惚れ。学生ローンを組んでの背伸び購入でしたが、この相棒との出会いはそんな始まりでした。
青春真っただ中の80年代後半、トレンディドラマが流行し始めていた頃、主人公のイケメン(その頃にはイケメンなんて言葉もなく、二枚目でしょうか?)が颯爽と跨り登場するのが、70年代を感じさせるクラシックバイクだったんです。ホンダのGBクラブマンなど小気味良い排気音にメッキで輝くフェンダー、スポークホイール。長く水平に伸びたキャブトンマフラーにフラットな前後一体の細身のシート、そして革ジャンに革グローブ、ジーンズの出で立ちですから、ライダーに憧れる若者の熱い心をくぎ付けにしたものです

ドコドコのサウンドがいーい雰囲気を醸し出してましたよね~
トラディショナルな雰囲気を醸す大人への憧れもあったかな。。。
そして一目惚れの愛車、SR400との日々が始まりました。慣れないキックスタート。デコンプでシリンダー内の減圧動作をしないと「痛い目に会うぞっ」、とバイク屋のオヤジに教えてもらい、一発始動をきめれるように「ケッチン」にもめげずに、必死に練習したのを思い出します。ボタン一つでエンジン始動の現代には相いれない、この一連の所作が何とも言えない味を醸すんですよね。

ケッチンねぇ
ビックシングル特有のキック不足、減圧不足によるエンジンの逆回転力でキックペダルが跳ね返る現象、時には大怪我の元で踵をやられて骨折する人もいたもんだ。
最近まで生産していたSR400は前後共にディスクブレーキが採用されネオクラシック化していましたが、当時は前後ともドラムブレーキの本格クラシックでキーキー鳴きながら、柔らかく制動力が働くって感じでしたね。それに制動力だの云々言ってる時代でもなく、「止まらなきゃ、踵で擦って止りゃいいだろ?」くらいな雰囲気すらまだ残っている時代でした。

踵で止めれば?は冗談ですが、バイクって、そんな思うようにいかないところもあって、なんだか人や動物との触れ合いのようなところがあるから、愛おしいと感じるのでしょうね。ウンウン
ザ・ビックシングル
最近は聞けなくなったビックシングルの轟音?80-90年代でもマフラー消音がかなり採用され始めて、SR400ビックシングルのドコドコサウンドが標準マフラーだといまいちとなって、金もないのにボンネビル風のキャブトンマフラーを購入して取り付けました。
このマフラー、いわゆる直管マフラーでしたが、それはもう腹の底、五臓六腑を揺るがすサウンドでした。低速での粘り、車体全体を揺るしながら吐き出す鼓動がハンドルバーを伝わってくるんです。それはもう、まさに愛馬が荒い息を吐きながら駆けているようない印象でした。もちろん、燃料系統はキャブ方式で、そのの日の気温、湿度でご機嫌が変わり、様々な表情を見せる、そんなSR400が愛おしかったのです。
SR400と駆けた思い出はまた次回に。
ではでは。
マントヒヒ

