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熊野古道旅行記(1月)③

青岸渡寺三重塔の写真 和歌山の旅
青岸渡寺三重塔

熊野那智大社・青岸渡寺・補陀洛山寺

青岸渡寺の三重塔

那智熊野大社

熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)という我が国最初の女神「イザナミノミコト」を主神として十三所の神々をお祀りし、全国の熊野神社四千余社の御本社である熊野三山(本宮・速玉・那智)の一社。

一の鳥居
ハシビロコウ
ハシビロコウ

関西在住の方なら朱色の三重塔と那智の滝は春夏秋冬テレビ番組の中継で目にしますよね。
私の一番最初の感想も『ついにここに来ることが出来た!』でした。
(本当に遠かったのです!)

人里離れた山の上にこれほどまでに立派な神社があることに目を疑いました。
荘厳な空気の中、空の青と木々の緑にお社の朱色が鮮やかに冴えとても美しい場所です。

那智熊野大社礼殿
那智速玉大社おみくじ
青岸渡寺 御神木大楠くぐり
平重盛 御手植と伝わる御神木の「大楠」

樹齢850年と推定され樹高は27メートルの幹回り約8.5メートルの樟を御神木としてお祀りされています。『大樟(くす) 胎内くぐり』が出来ます。平重盛の御手植と伝わっています。

那智青岸渡寺

那智青岸渡寺
青岸渡寺

⽇本最古の巡礼路である西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られる那智山青岸渡寺

那智山はインドの僧、裸形上人によって開基され、上人が熊野浦に漂着して那智の滝にたどり着き、きびしい修行を重ねるうちに、観世音を感得したと伝えられています。推古天皇の時代に建立し、大和から生仏上人が入山してご本尊の如意輪観世音が安置され、神仏習合の霊場として栄えた天台宗の寺院です。

熊野那智大社といえばこの那智の滝を背景に朱塗りの美しい三重塔を思い浮かべてしまいますがこの三重塔、実は青岸渡寺の宝塔です。

青岸渡寺三重塔の写真
青岸渡寺三重塔
ハシビロコウ
ハシビロコウ

那智の御瀧と別宮御瀧神社にも参拝するのか、駐車場はどこにするのか迷うことでしょう。
本当は一日かけて願わくば平安装束をレンタルし参道を通って参拝したかったのですが二泊三日では時間も体力もなく。本殿に一番近い二の鳥居近くの駐車場に停め参拝させて頂きました。
次の機会にゆっくりと夏の緑の綺麗な時に御瀧にも参拝する楽しみを残しておきたいと思います。

補陀洛山寺

補陀洛山寺
世界遺産白華山補陀洛山寺

補陀洛山寺と補陀洛渡海とは

那智の浜から生きたまま船に乗せ、僅かな食糧を積み、外へ出られないように釘付けをして沖に流し、観音の浄土すなわち補陀洛山に即身成仏、往生しようとする宗教儀礼です。
この地から多くの渡海者が船出しました。補陀洛渡海は貞観十年 (八六八)の慶龍上人にはじまり、平安時代に三回 室町時代に十回 江戸時代に六回が記録されているだけでも出船しているそうです。

補陀洛渡海舟
補陀洛渡海舟
ハシビロコウ
ハシビロコウ

熊野那智大社を出て次に向かったのは、那智勝浦IC近くにある補陀洛山寺です。
補陀洛山寺と渡海船について知ったのは、数年前に訪れた芸術祭のアート作品からでした。アートとして補陀洛渡海を表現されている方がいらして、そんな残酷なことが実際に行われていたことに信じられない思いでした。

この地から出発していたという記録が残る補陀洛山寺に来て、その背景について知り、当時に思いを馳せることができました。