
バイク大好き!マントヒヒです。
ここでは現在の私の愛車、スズキV-STROM1050DEのインプレをご紹介します。
世の中、アドベンチャーバイクブームと言われて久しいですが、街中であまり見かけないこのバイク。
リッター超えのビックアドベンチャーならではの風格、タンクの張り出しが、「ガソリン入るぞー!どこまでもいけるぞー!」と主張している迫力。大排気量ツアラーも顔負けのロングツーリング仕様です。
V-STROMシリーズのフラッグシップモデルで、250cc、650cc、800ccの長兄的存在。「DE」とは「Dual Explorer」で「オンオフ両用」を表しています。
最先端の技術が詰まった1台
エンジンは水冷90°Vツイン(V型2気筒)。スズキらしさを感じるセミカムギアトレインの機構でヒュルヒュルとユニークなギアチェーン音を醸しながら、Vツインの鼓動感も感じることができるとても特徴のあるエンジンです。排気量:1,036cc、最高出力:78kW(106PS)/8,500rpm、最高トルク:99N・m (10.1kgf・m)/6,000rpm、車両重量:252kgと体格もスペックもやっぱりリッターバイクです。


重心が高いので、平均的な日本人の体格だと押し引きも結構大変に感じる重さと車高。さらにシート高は標準シートで880mmと跨った瞬間、気持ちが萎えるほど。(身長177cmのマントヒヒだと両足つま先がやっと。片足だとベタではないが、何とか踵がつける感じです。
跨ったままの前後進は極めて大変で、足をピーンと伸ばしても、慣れないとバタバタとアヒルの水掻き状態になってしまいます(苦笑)

走れば超快適!どこまでも走れる!
でもこのバイク、ひとたび走り出せば、それは最高の乗り心地と余裕のトルク。低速でもスズキの「ローRPMアシスト」で回転数が落ち込みそうな時でも回転数を電子制御でわずかに上げてエンストを防止してくれるので、安定した操作性。(この余裕を足つきに使うのがいいかも)
走行モードはノーマルモードの「B」、レインモードの「C」、そしてスポーツモードの「A」の3段階。ノーマルモードは街中でも高速走行でもオールマイティなモードですが、パワーの出方がより高回転側になり、意識して回さないと力不足を感じるシーンも。
レインモードは空転回避のため出力を抑えたマイルドな印象。交通量の多い街中などを走る時にはエコで扱いやすいです。
そしてスポーツモードは高速道路やワインディング、ダートを攻めて走りたいようなシチュエーションでは怪物の本性が現れるモードで、回しすぎると危険を感じる程のパワーが顔を出し、体をおいて行かれるほどの加速力と言えます。
このまったく性格の異なる走行モードのバリエーションもスズキの電子制御あっての賜物。可変トラクションコントロール、ABSモードと電子制御てんこ盛りのオールマイティで、よくできたバイクなのです。
DEはフロント21インチ(チューブタイヤ)、リア17インチ。エンジン下部を金属製のスキッドプレートがオイルフィルターなどをガード。オフロード走行を想定して車高もかなり上げていることがシートの高さにも繋がっています。
ひとたびV-STROM1050DEに跨れば、高い車高から見える風景、安定した走行を生み出す良好なサスペンション、シートの硬さ、厚み、無理のない人の造形にミートしたシート形状のおかげで、果てしなく続く道を、どこまでも走っていけるような自信が湧き出てくるので不思議。
このバイクで日本全国 津々浦々、素晴らしい日本の自然の中をどこまでも駆けていこう、そんな風に自分に語り掛けたくなる1台です。
マントヒヒ


